【技術士第1次試験(衛生工学)】平成23年度 第6問 答えと解説

ごみ焼却

答え

解説

(1)問題文について

①床吹き出し空調方式は,冷房時の吹出し温度を天井吹出し方式より低くしなければならないので,熱源の高効率運転がしにくい。

→間違い。床吹き出し空調とは、床から風を流す方式です。基本として、温かい空気は上(天井側)に、冷たい空気は下(床側)にたまります。そのため、床から風を流す床吹出し装置の場合、冷房時は天井吹き出し方式よりも温度は高くしても問題ありません。

https://www.monotaro.com/note/readingseries/kuchosetsubikisokouza/0510

②層流式クリーンルームのうち,垂直層流方式と水平層流方式では,一般に垂直層流方式の方が高い空気清浄度を得やすい。

→正しい。

クリーン度と空調
クリーン度と空調について:代表的な気流方式、代表的な換気方式、換気回数と精度、環境管理基準値、照明等空調冷房負荷のそれぞれの項目について説明しています。

③ホテルの客室空調システムを外調機十ファンコイルュニット方式とする場合,方位ごとの熱負荷パターンを考慮してファンコイルュニットのゾーニングを行う。

→正しい。

④許容騒音値がNCー20のコンサートホールの空調機械室は,ホールから十分に離れた位置に設置する。

→正しい。NC‐20とは非常に静かな環境を示すため、機械室は離しておいた方が良いです。騒音対策です。

NC値について・技術情報|SONA・株式会社ソナ 音響設計施工・コンサルタントによる音場デザイン
NC値は室の静けさを表す指標として用いられます。NC値に関する基本的な情報を掲載しております。

⑤病院はその構成部門や室用途により,稼動時間帯,空気清浄度,負荷密度,安全性・信頼性などの要求性能が異なるので,空調ゾーニングを細分化する必要がある。

→正しい。

参考にしたサイト様

https://www.monotaro.com/note/readingseries/kuchosetsubikisokouza/0510
クリーン度と空調
クリーン度と空調について:代表的な気流方式、代表的な換気方式、換気回数と精度、環境管理基準値、照明等空調冷房負荷のそれぞれの項目について説明しています。
NC値について・技術情報|SONA・株式会社ソナ 音響設計施工・コンサルタントによる音場デザイン
NC値は室の静けさを表す指標として用いられます。NC値に関する基本的な情報を掲載しております。

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