【技術士第1次試験(衛生工学)】平成23年度 第11問 答えと解説

ごみ焼却

答え

解説

(1)問題文について

①雨水利用において,初期降雨の水質が使用用途の水質に適合しない場合には,降雨量計を設置して初期雨水をカットする。

→正しい

②中小規模の建物においては,汚染されやすい貯水槽が省略できる水道直結増圧給水方式の採用が増えている。

→正しい

③集合住宅の住戸内などで採用されるさや管ヘッダ工法には,可とう性のある配管が採用されている。

→正しい。

さや管ヘッダー工法は下記のように定義されています。ちなみに「可とう性」とは、折り曲げても折れない性質のことを指します。

さや管ヘッダー工法とは、樹脂製のさや管の中に本来の給水管を通す、二重構造の配管工法のことです。中の給水管も樹脂製なので錆びることがなく、軟らかくて曲げやすく、鋼管のように継ぎ手がいらないので、水漏れの危険性が少なくなります。また、中の給水管が劣化した場合、抜き出して簡単に交換できるので、壁や天井などを壊す必要がありません。

https://www.homes.co.jp/words/s1/525000469/#:~:text=%E3%81%95%E3%82%84%E7%AE%A1%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%80%E3%83%BC%E5%B7%A5%E6%B3%95%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E6%A8%B9%E8%84%82%E8%A3%BD%E3%81%AE%E3%81%95%E3%82%84,%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

④同一階のスプリンクラー設備であれば,湿式と予作動式の流水検知装置を兼用することができる。

→間違い

予作動式流水検知装置は、検知器の誤動作で対象物を濡らしたくない場合に設置されます。そのため、兼用することはできません。

詳細については下記がわかりやすかったです。

予作動式スプリンクラー設備 | スプリンクラー設備 | 消火設備の種類 | 火災の原理と設備について | 火災から守るために防災について学ぶ | 個人のお客様向け製品のご案内 | 製品・サービス | 能美防災株式会社
防災事業のパイオニア、能美防災株式会社のコーポレートサイトです。このページでは「予作動式スプリンクラー設備」に関する情報をご覧いただけます。

⑤水の利用は,その浄水から排水処理のそれぞれの過程でエネルギーを消費し, 二酸化炭素(C02)を排出して地球温暖化の一因になっている。

→正しい

参考にしたサイト様

予作動式スプリンクラー設備 | スプリンクラー設備 | 消火設備の種類 | 火災の原理と設備について | 火災から守るために防災について学ぶ | 個人のお客様向け製品のご案内 | 製品・サービス | 能美防災株式会社
防災事業のパイオニア、能美防災株式会社のコーポレートサイトです。このページでは「予作動式スプリンクラー設備」に関する情報をご覧いただけます。
【ホームズ】さや管ヘッダー工法とは?さや管ヘッダー工法の意味を調べる|不動産用語集
さや管ヘッダー工法とは?さや管ヘッダー工法の意味を調べる。不動産用語集【LIFULL HOME'S/ライフルホームズ】不動産に関する基本用語から専門用語まで、辞書代わりに意味を調べる事が出来ます。住宅情報が満載の不動産・住宅情報サイト【LI...

続けて次の問題はこちらから

次の問題は以下からどうぞ

工事中

技術士第1次試験(技術士補) 衛生工学部門 平成23年度問題まとめは以下からどうぞ

工事中

コメント

タイトルとURLをコピーしました