【技術士第1次試験(衛生工学)】平成23年度 第13問 答えと解説

ごみ焼却

答え

解説

(1)問題文について

①レジオネラ症は,レジオネラ属菌による感染症で,そのうちレジオネラ肺炎については,症状のみで他の肺炎と鑑別することは困難である。

→正しい

②レジオネラ症の発生防止対策の基本は,レジオネラ属菌が繁殖しやすい状況を少なくするとともに,これを含むェアロゾルの飛散を抑制することである。

→正しい

③レジオネラ属菌は,生物膜に生息する微生物等の中で繁殖するため,消毒剤から保護されている。

→正しい

そのため、④のように60℃以上に加熱する必要があります。

④湯温が50 ℃に満たない貯湯槽には, 50 ℃以上に保つ能力を有する加熱装置を設置して,レジオネラ属菌の繁殖を抑制する必要がある。

→間違い

50℃ではレジオネラ属菌は死滅しません。そのため、60℃以上に保つ能力が必要です。

⑤入浴設備の浴槽水は毎日換えることが原則であり,最低でも1週間に1回以上完全に交換する必要がある。

→正しい

他には下記のようなメンテナンスが必要です

給湯設備の維持管理及びメンテナンスについて(レジオネラ症防止指針第4版より)
・給湯温度を55~60℃以上に設定する。
・給湯末端の残留塩素濃度を0.1㎎/L以上に保つ。
・貯湯槽の内部清掃・消毒作業(1年に1回以上)
・シャワーヘッドや水栓のコマ部を分解し、内部の汚れ状況を点検する。(6カ月に1回以上)
・シャワーヘッドを消毒剤に漬けて内部の菌を消毒する。(1年に1回以上)

https://www.mizu-shori.com/case/cat-11/case-2030/#:~:text=%E7%B5%A6%E6%B9%AF%E8%A8%AD%E5%82%99%E3%81%AE%E7%B6%AD%E6%8C%81%E7%AE%A1%E7%90%86,%E3%8E%8E/L%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AB%E4%BF%9D%E3%81%A4%E3%80%82

参考にしたサイト様

管理の盲点!まさか給湯系統で…… レジオネラ属菌繁殖にご注意下さい | 事例 | 日本水処理工業株式会社
日本水処理工業の事例 - 管理の盲点!まさか給湯系統で…… レジオネラ属菌繁殖にご注意下さいページです。

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