【技術士第1次試験(衛生工学)】平成23年度 第32問 答えと解説

ごみ焼却

答え

解説

(1)問題文について

(ア)低空気比燃焼の採用

→低空気比燃焼により、排ガス流量を減らすことに繋がりボイラ効率が上がります。 

高効率発電に繋がります。

(イ)低温触媒の採用

→低温触媒を使うことにより、高温蒸気による排ガス再加熱が必要無くなるため蒸気を他の用途に使うことができます。よって高効率に繋がります

(ウ)排水クローズドシステムの導入

→排水を外に出さないという意味で、環境面についてはメリットがあります。ただし、排水を炉内で処理する必要があるため、発電にメリットはありません。炉内温度低下や排ガス流量増加に影響します。よって高効率発電には繋がりません。

(ェ)白煙防止装置の運用(稼働)

→白煙防止装置を使うと、排ガスを再加熱するため高温蒸気が消費されます。そのため、白防を「停止」することは、使用蒸気量を減らすことができるため高効率発電に繋がりますが、「稼働」させることは高効率発電には繋がりません。

(オ)高温高圧ポイラの採用

→言わずもがな、高効率発電に繋がります。

ア、イ、オ で④が正解です。

参考にしたサイト様

参照したサイトは以下のとおりです。

特にありませんが下記の本にて勉強しました。

Amazon.co.jp: 基礎からわかるごみ焼却技術 : タクマ環境技術研究会: 本
Amazon.co.jp: 基礎からわかるごみ焼却技術 : タクマ環境技術研究会: 本

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